知らしめるためのブログ ~akiLaの日記~

主にお知らせ、それにまつわる物事についてつらつら書きます。

真ッ暗闇に飛び込め

70、80歳を過ぎても、しなやかな身体を用いて、美しい倒立をおこなう老人。実在した野口三千三という人物です。

野口体操の創始者の彼は著書で
「人はそれぞれ心の中に、自分だけの新興宗教を持つべきである」と言いました。

その言葉、個人が己の信条を確立し曲げないことが人間だとも聞こえるその言葉は、没個性的な現代と対照的であるとも言えます。
AO入試だの、就活だのでは、個性が大事と口酸っぱく言われ続ける我々は、どうやったら個性を自分で作っていけるんだろうか。

学んで、実際に体験して、人に会って…。
それも独自の経験になるから、個性には結びつくでしょう。
しかしそれだけでは決定的に醸成できないものがある。
ルールを破ることです(笑)

「人はそれぞれ心の中に、自分だけの新興宗教を持つべきである」という言葉は、自分の信条を確立すること、それに沿って行動することを是とするものですが、それは一方的な正義の押し付けにつながりかねない。
今の日本や世界は、正義の押し付け合いで非常にグロテスクな状態です。

そのグロテスクな状態を打開する方法はただ一つ。
自分が正しいと思っているものごとを、そのルールを破ってみちゃうことです。自分の正義を相対化することです。
もちろん犯罪に走れというわけではない。
「この時には、こういう振る舞いをするべきだよね」
とか
「この時間はOOが目的なんだから、その目的をはやく達成させなきゃ…」
とか、自分が自分に課している無意識なルールを破ってみる。

大抵の場合そういう無意識なルールは周りに合わせて自分に課したルールですので、それを破れば当然個性的な存在になれますし、それをコンスタントに続けると、人とは違った考えが身に染みてくる。そして結果的には人とは違う、そして過去の今まで誰も考えなかったアイデアが生まれるかもしれない。まるで現象学が戦争の連続であった20世紀初頭の閉塞感を打破したかのように。

そのようなことを心の片隅で考えながら、ワークショップを企画しております。社会貢献のつもりでやっとります。(笑)
今すっごい足が攣ってますけど。

自分が正しい、当たり前だと思ってたものから少し自由になる、その先はだれにもわかりません。真っ暗闇です。
だから、真ッ暗闇に飛び込みましょう。
そして、少しへんなひとになりましょう。

・・・お待ちしております・・・・wwwww

https://www.facebook.com/events/169118053950914/

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