知らしめるためのブログ ~akiLaの日記~

主にお知らせ、それにまつわる物事についてつらつら書きます。

高校生国際指名手配未遂事件《ネタです》

高校の時、
同じクラスにYくんという知り合い(友人ではない)がいた。
彼は様々な伝説を持つ男だった。

10円だまの裏か表かで占いをしたり(史実)

その占いが野球部に人気で長蛇の列ができたり
(諸説あり)

廊下を全力疾走していたときに筋肉質な教師とぶつかり肩を脱臼させてしまったり(史実)

BOOKOFFで立ち読みしてる本の内容をメモしたり(彼いわくアナログ万引き)(史実)

卒業後も私に電話掛けてきて
「この僕がニートになるなんて、いったい誰が予想しただろうね…(ガチャリ」
と意味深なメッセージを残してきたり
(ガチ史実)


そんなこんなで、Yくんは相当数の伝説保持者だった。



で、彼について思い出したのが、修学旅行での
外交問題に発展する恐れがあったほどの大事件。

我々の頃は、高校の修学旅行でオーストラリアに行くことになっていた。

羽田から飛行機に乗り半日かけてオーストラリアの空港に到着した。

国際線の空港はセキュリティが厳しく、黒く巨大な麻薬探知犬が監視員とともに鋭い眼光で施設内を見回していた。

我々がその監視をかいくぐり、ほっと一息ついたその瞬間、事件は起きた。

麻薬探知犬が、我々の修学旅行の一団に向かってけたたましく猛り声をあげた。

「バウッ‼」(諸説あり)

黒毛が煌めく犬は、私たちと同じ制服を着た「彼」に狙いを定め、何度も何度も執拗に叫び声をあげた。
その彼とはもちろん、Yだった。

その犬はこう訴えていた
「こいつが犯人だ」と。
我々は思った
「やりかねない」と。

「Hold your hands!プチョヘンザ」(諸説あり)

探知犬を連れていた監視員が怒号をあげる

「Inside your bag!」

監視員はYくんの鞄の中身を見せるよう指示した。

Yくんは、おそるおそる鞄からなにかを取り出した。

それは、目視で1キロはあると思われる、四角いビニールのパックにパンパンに入った「白い粉」。

終わった。

誰もがそう思った瞬間。
白い粉のビニールパックにはこう書かれていた。

















伯方の塩」(諸説あり)







そう、これはYくんのお母さんが外国に旅立つ彼の身を案じて持たせた「清めの塩」だったのである。

犬はその嗅感覚で
「こいつ、白い粉持ってるぞ!」
とわかったのである。

危うく国際的な問題になりかけたこの事件は意外な結末で幕が下りた。

…というのを、今朝思い出しました。(諸説あり)

結論としては
「諸説あり」
流行語大賞にノミネートさせたいです。





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https://akila.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/230939

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ドタ参もオーケー!
緊張しないでおこしやす🙇
(とってつけたような告知で終了)


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